上高地のサル

6月は忙しそう・・・
土日も半分仕事でつぶれてしまいました。
ということで、土曜の晴れ間は貴重です。

で、上高地に行ってきました。
上高地はいろいろな出会いがあります。
昨年は高山蝶の女王、クモマツマキチョウ。
2008年は餌付けされていないニホンザルの群れ。
今年はどんな出会いがあるか、楽しみでした。

そう思ってきたのですが、上高地は曇り・・
気温は高かったのですが、蝶は期待薄です。


とはいえ、サルも何処にいるのか、出てきません。
環境省のビジターセンターで聞いても、さあ、その時々ですから、という話。
もっとも、ここは去年もこんな話しか聞けなかったので、期待してませんでしたが。

地面に落ちている糞の状態から推測するのですが、その糞そのものがほとんど落ちていません。
それでもいろいろ新しい出会いもあり、楽しんでいましたが、さて、そろそろ帰ろうと言うことでいそいで歩いていると・・・

いました。

それもビジターセンターの近く。
暗くて、 やや、撮影には難がありましたが、楽しめました。
超望遠を手持ちで写せるフォーサーズのメリットの活かせるシーンですね。

ここは日本でほとんど唯一、餌付けされていないサルが目の前で自然の生き方を見せてくれる奇跡のような場所。
冷たい川で餌を探す青年、我が子を守るために威嚇する母親、楽しげにプロレスに興じる昨年生まれの青年。
出会いの幸運をかみしめました。