ツマキチョウ

日曜は、近所でツマキチョウ探し。
ツマキチョウは、高山蝶の女王、クモマツマキチョウと同属で、低地にいる普通種です。
でも、世界的にはツマキチョウが極東の特産種なのに、クモマツマキチョウはイギリスからヨーロッパ、中央アジア、シベリアをへて、サハリンまで分布する広域分布種で、ツマキチョウの方が珍しい種類。

さて、能書きはともかく、このチョウ、どこにでもいるので、いつか写せると思いつつ、E-1を手にして依頼、一枚も写真が撮れていません。
その理由は、必ずいるけど頻度が低い、ギフチョウのいるような里山より、むしろ畑の周りなどにいる、飛び続けていて滅多に止まらない、などです。
滅多に止まらない所など、クモマツマキチョウと同じです。

で、沢山いる場所を探しました。
食草はクモマツマキチョウと同じ、ハタザオ類。クモマツマキチョウは高山のガレ場に多いのですが、それはハタザオ類がそういう場所に多いから。
しかし、下界にはガレ場はありません。
では、河川敷はどうか。
で、見つけました。
沢山います。
ここなら、モンシロチョウとツマキチョウが同じくらいいます。
風があって、写真にはやや難しかったのと、とにかく止まらない。
沢山いたので何とか写せましたが、苦戦しました。