コダクロームの命日

ついに、コダクロームが年内に製造中止する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090623-00000016-dwj-biz

日本国内では販売を終了しているが、米国ではまだ販売していたらしい。
コダクロームはエクタクロームやフジクロームなどの内式のスライドフィルムに比べ、圧倒的に時間的な変色が少ない。しかし、特殊な現像方法のため、現像できる場所が限られている。
私がコダクロームに出会ったときには、現像代はフィルム代に含まれていて、東洋現像所に送ると現像して送り返してきていた。
その後、現像代は別になった。
ASAも(まだISOではなかった)25と64の二種類だった。
しかし、そのパステル調の色彩は他のフィルムでは得られないものだった。

世界で最初に成功したカラーフィルム。
20世紀を代表するコダクロームも遂に終わりを迎えた。

ところで、7月のサイモン&ガーファンクルの日本コンサートでは「僕のコダクローム」を歌うのだろうか

写真は白飛びを恐れないことを目標に写した高橋加奈さんのポートレート(湘南女性写真研究会)