脱構築と冬の鳥

脱構築という言葉がある。
なんかカッコイイ。
表意文字の良い所、辞書を引かなくてもなんとなく見当がつく。
写真に使うなら、あるものの写し方について、あれこれ作法を決めて行くのが構築というような気がする。
風景はこう写す、花はこう写す、街はこう写す、虫はこう写す、というような。
作法は複雑であればあるほど、構築が深まる。
例えて言えば、多くのアマチュアは構築を獲得するために、本を読み、プロに習う。
一方のプロはというと、その構築を否定するような、芸術性のある作品を作る。つまり、脱構築の写真を撮るのがプロで、構築に拘泥されているのがアマチュア

とか思っていたら、これは全然違うようだ。
脱構築は構築の破壊では「ない」ことを示すために、作られた造語だと言う。
構築の破壊ではなく、構築には破壊が内包されており、破壊には構築が内包されている、という。

ということがわかった、優れた漫画がある。

これをご覧ください。

ttp://www.pat.hi-ho.ne.jp/kidana/2p.htm


関係ありませんが、冬の鳥の写真をまとめました。ご笑覧ください。

http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=1183919&un=51823