海野先生の小諸日誌ギャラリートーク

今日は面白かったです。
開演30分前には多くの人が集まっているのを見ると、「折角待っていただいているので、じゃ、プリントのことでも話しますか」といって、マックユーザーむけのカラーシンクの話を始められた。また、デジタルディスプレーで写真を見て、プリントとの違いを比較して話された。
その後、各作品ごとの紹介になったが、E-1,E-410, E-510, E-3と作品が変わって行くのが面白かった。
昨日の下見のときは、「これは小諸日誌に書いたけど・・・」と言って話していただくことが多かったので、以下の内容は多分小諸日誌に書いてある。
でも、ヒントになりそうなことをここでまとめてみた。

・プリントは、機械焼きでやってもらっても、プロラボで焼いても、大体は大差がない。(というか、大差のないような写真=原版だったということと思う)
・ E-3以前の機種は、やや暗めに写していた(-1.3,、-1.7とか)がE-3はもう適正で良いのかなと思う。
魚眼に1.4テレコンはよく使う。ノーファインダーでだいたい仕上がりがわかる。絞りは11。
・ 色は基本的にいじらない。オリンパススタジオのオートトーンあるいはニコンキャプチャーの同等機能で、暗部を多少引き上げることはある。
・ 広角接写は8mmマクロ+1.4テレコンが多いが、ノーファインダー。一般的に絞りは11くらい、軽くストロボを当てる。強調するときは絞りはF16でスオロボを明るめに。
・ 印刷のときはアンシャープマスクは100%、ネットのときは50%以下
・ マックの方はカラーシンクをきちんとする様に。
・ ホタルは、プォトショップで合成している。大体、銀塩のときは露出時間が2分〜3分と言われていたが、30秒を何回も写す。うち、一枚はアンダーにしてノイズリダクションをかける。その一枚にフォトショップのレイヤーで、明るい部分だけを重ねて行く(このあたり、フォトショプを持っていないないので、わかりません)。すると、ノイズがない奇麗な多重露光写真ができる。
・ ストロボは、、、いろいろ良い話がありましたが、昆虫でストロボを使っていない人にはわからないと思いますので、省略。

その後、ゴミゼロ仲間と上野動物園。それとぐいっと、いうのもやりました(笑)