RANA_sp2007-10-15

 NIkonのAiNikkor600mmF5.6は、オリンパスEシリーズで使うと1200mmF5.6になり、野鳥を追うにはいいレンズだ。
 このレンズ、口径が巨大なので、どこかのレンズと違って、フィルターは内蔵だ。それはいいのだが、先日、カワセミの撮影の際に、レンズのフィルター部分が外れてコンクリートに落下した。みるとはじの方にひびが入っている。このままでは、ヒビで内面反射して良くないから外した方がいいのだろうと思い、ニコンに聞いてみると、フィルターなしで良いとは言わなかった。ニコン製はもうない(このレンズはとうに生産中止)ので、サードパーティのものを付ければいいという。
 で、フィルターを購入してみたが、何とこれが入らない。ニコンのレンズはねじ部分に比べ、フィルターの方が小さくなっているのだ。それに合わせてフィルターホルダーが飛び出ているのに対し、普通のカメラ用のフィルターはねじよりフィルター部分が大きいので入らないのだ。
 困って、あちこちの中古屋に聞いてみた。でも、中古市場に出るのはNDフィルターなどで、透明フィルターは出ないという。ただ、ある中古屋がこう言っていた。
 「反射望遠鏡タイプのものは無限遠が出なくなるが、屈折望遠鏡タイプのものは大丈夫だ。それにメーカーはフィルター付けないとだめだというが、ゼラチンフィルターでも良いっていうんだ。それだったら、無くても良いように思う。ファインダーで見て、写してみて、よければ無くてもいいんじゃないの?」

 で、試してみた。

結論
 無くても大丈夫と思う。