ベニヒカゲ

RANA_sp2007-08-25

高山蝶は本州に10種いる。
木が生えないほど標高の高い場所にいる、真の高山蝶はミヤマモンキチョウ、タカネヒカゲ、タカネキマダラセセリの3種だけ。
残り7種、ミヤマシロチョウ、オオイチモンジ、クモマビニヒカゲ、ベニヒカゲ、ヤリガタケシジミ、コヒオドシ、クモマツマキチョウは真の高山だけでなく、亜高山の暗い針葉樹が破壊された草地が主な生息地だ。
その中でも、コヒオドシと肩を並べて低標高地(といっても2000m)に沢山いるベニヒカゲは誠にいい蝶だ。
浅間山系の湿原で撮影。

それはいいのだが、E-510が不調だ。
シグマ150mmマクロでピントが合わなくなっていた(微妙に合っていないとかそういうのではなく、動かなくなる)時は、シグマの問題か、あるいは相性の問題もあったが、50-200mm+1.4テレコンでも同様となった。
そのため、本日の撮影はほぼMFだ。
古い人間なので、MFも楽しくていいのだが、電動のフォーカスリングはカメラが眠っていると動かないので、動くようになる迄タイムラグがある。これが使いにくい。MFは昔のレンズに限る。
それでも手振れ補正があるので、E-510を使ってしまう。
そう思うと、E-510が邪道レンズでも手振れ補正するようにしていたら、どれほど良かったかと思う。
私には連射速度より、動体AFより、そっちの方がずっと大事だ。
これは明らかな判断ミスと言える。
E-3では、大丈夫なのだろうか?

ま、当分お金がないけどね(笑)