突然、職場が写真のギャラリーになってしまった

突然、職場が写真のギャラリーになってしまった。
もちろん、わたしのではない。私の写真がでるのは毎年冬の文化祭の時だけ。
で。
今回は夏休みに訪れる子供たちのために、「土壌動物の」皆越ようせい先生の写真展だ。いろいろな子供向け写真本の表紙を飾った写真など、50点が並ぶ。
青緑色に輝くフトミミズの一種が人間のような唇で落ち葉を食べている写真は幅1.5mほどの巨大さ。少しでも明かりがあると引っ込んで一晩出てこないと言う厳しい撮影条件。お話を伺うと、やはりプロの道は厳しいと感じる。多くの写真がレンズ限界付近のぎりぎりの拡大接写。そのなかでも表現に気を使う余裕。いやー、ためになります。
ミミズ、ヤスデヒル、ハサミムシ、ダンゴムシなど、一般にはいやがられる虫の超拡大のオンパレードでも「気持ち悪い」という声が全く聞かれないのはさすがの職場かも。