レンズ

RANA_sp2006-01-17

このところ比較的立て続けにレンズを買っている
11月下旬に35mmマクロ
12月下旬にN社600mm
そして1月中旬に8mm魚眼
これらはいずれも、ものすごいじゃじゃ馬揃いだ。
35mmマクロは、見た目普通のやや暗いマクロなのだが、そのままで銀塩2倍相当まで、1.4倍テレコンをつけて3倍相当くらいまで写せる。拡大マクロの世界まで普通に写せる凄いレンズだ。
だがしかし。悲しいことに、今は真冬。性能を発揮するための昆虫がほとんど居ない。
そのため、冬眠中だ。
600mmは、他社製レンズを近代のレンズアダプタを介してつけるため、絞りが実絞りになる。そのため、ピント合わせが厳しい。幸いなことに冬には水鳥をはじめ冬鳥が多いし、落葉樹の葉がないので鳥が写しやすい。というわけで、冬用レンズとしては最適だ。
だがしかし。このレンズ、持ち歩いてお散歩というわけにはいかない大きさと重量があり、しかも三脚を必要とする。日々の撮影には向かない。もっぱら土日用となる。その土日が雨や用事があると、全然使えない。
8mm魚眼は、いわずとしれたじゃじゃ馬中のじゃじゃ馬。直線は曲線に、近くのものは大きく、遠くのものは驚嘆に遠くする。そのうえ、凄く接近できるのはいいのだが、自分の影でライティングが難しい。だから、多分フラッシュは必須になる。まるで、水中写真を写しているかのようだ。魚眼を入手し、ついに水中と陸上の境界がなくなったかのようにすらかんじる。なんか、この感覚と、水中写真の技術を活かして、新しい局面が開けないかと考えています。そういうわけで、今はお散歩レンズと化しています。このレンズで撮ると、まさに既成概念が否定されます。楽し難しい。そういうレンズです。

ところで、これで当分打ち止めです。レンズ資金はゼロを超えてマイナスとなったので、少なくとも夏までレンズは(ボディも)増えないと思います。