CP+

CP+の報告です。
オリンパスブースでは、「写真のチカラ」と題された講演がありました。
東日本大震災の被災地で、特に津波被害とご自身の関わり、絶望も希望も交えた、安田菜津紀プロと、清水哲郎プロのお話に釘付けになりました。
あまりの惨状に、安田さんは写真が撮れなくなり、清水さんはアウトフォーカスの写真しかとれなくなったそうです。
しかし、安田さんは、後に、地元の人から「あのとき撮影していたら殴り倒していたかも知れないが、今となってはあの二度とない時を撮影してほしかった」と言われたそうです。
清水さんは、あるとき、これほどの惨状があるのに、アウトフォーカスで嘘をついてはいけないと考え直し、ピンをあわせるようになったと言います。
写真を撮るって、どういうことか、考えさせられました。
今までのCP+で一番良かったお話だったと思います。


このお話は、Ustreamで聞くことができます。
tomboさんのtombo日記からどうぞ。

http://www.tombo-tanaka.com/diary1302.html