モモブトカミキリモドキ

あらゆる生物を神様が作ったのなら、神様は甲虫マニアだったに違いないと、ある高名な学者が述べていましたが、実際、甲虫は知られている限り地球上で最も種類数の多い生物です。さぞや作るのは大変だったのか、大好きなために沢山作っちゃったのか、どうなんでしょう。
というわけで、甲虫の名前を調べるのは結構骨が折れます。
で、写真に撮ってもなかなか名前が分からないので、ついそのままになってしまいます。
今回は、なんとかわかりました。
モモブトカミキリモドキ。
羽が何となく閉まらない、羽にたてに盛り上がった筋がある、などの特徴から間違いないかと思います。モモブトなのに足が太くないのは、メスだからだそうです。メスは魅惑の細足なんですね。
しかし、マニアの作った図鑑の頁を見ると、この虫を見ると春を感じる、とありますから、奥が深いです。
ギフチョウやスギタニルリシジミに春を感じるんじゃ無くって、モモブトカミキリモドキに春を感じる・・・深〜い!

少し、トリミングしています。