特殊撮影装置

初めに断っておきますが、けしからん人間撮影用ではありませんよ!

カエルなどの夜行性動物の撮影にどうかと思って、スターライトスコープを物色していました。
夜行性動物はフラッシュを当てれば綺麗に写りますが、動物は硬直し、生態は見ることが出来ません。
今の写真の限界がそこにあります。
でも、NHKなどは高感度カメラで撮影していますね。
テレビ番組で皆見ているはずです。
スチールの方が明らかに遅れてしまっているのです。
それは残念なことです。

今から20年前、日本でこれを作っているのは浜松ホトニクスだけでした。
当時問い合わせたところ、60万円でした。
今の貨幣価値で言えば、その倍はあったでしょうね。
もちろん、買えるはずもありませんでした。

その後、ソ連が崩壊し、ソ連の暗視野技術が流出し、ついにリーズナブルな価格で買えるようになりました。
もっとも、カメラがつくのは第一世代という、古いタイプだけです。
第二世代以降のものはカメラがつくタイプがありません。残念。

というわけで、とにかく、買って付けてみました。
レンズのヘリコイドと、増幅器とカメラの間のヘリコイド、両方をうまく調節しないとピンが合いません。
ピンが合っても、そのクオリティはご覧の通りです。
でも、これでないと撮せないシーンがあるはずです。
乞うご期待。

ただ、不審者と間違われる恐れが大なので、近所の公園のヒキガエルには使えないのが残念です。