トビケラ

河原シリーズ(笑)。

1枚目の写真の蛾に似た昆虫はヒゲナガカワトビケラ
名前の通りひげ(アンテナ)が長い。
トビケラの幼虫は水中で蓑虫のように落ち葉で巣を作り、落ち葉を食べて暮らしています。
それで、いつも蝶の撮影に行くような丘陵や尾根では見かけることが稀です。
今年は河原に通ったので、撮影できたわけです。
別に珍しい種類ではありませんが。

トビケラ、外見が蛾に似ているだけでなく、チョウやガの先祖と言われています。羽根の表面には、鱗粉ではなく、毛が生えています。
それにしても、蓑虫の性質はご先祖さんが水中時代に獲得したものだったのですね!

2枚目、水辺のギャング、ノシメトンボに生きたまま頭から食べられています。手足がばたばたしていました。弱肉強食は自然界の常ですね。