トンボ逆立ちのウソ

暑い日、逆立ちしたトンボを見ます。
その理由は、逆立ちして太陽に当たる部分を最小にするのだそうです。
でも、どう考えてもこれはウソです。


第一に、トンボは太陽の位置にかかわらず、逆立ちします。
この写真も明らかにお腹に日が当たっていますね。
最小にするなら、もっと斜めにしなければなりません。


私の意見はもっと簡単です。
昆虫の呼吸器は、肺ではなく、気管です。体内に空気のチューブが入っていて、お腹の節々の穴から空気を出し入れします。
暑い日、効率的に外気を取り入れて、空冷したいですよね。
その一番の方法は煙突です。
真っ直ぐ、上に向けたお腹、太陽光で暖められた空気が猛スピードで気管の中を上昇し、周辺から外気をとりこんでいるのではないでしょうか。


証明はできませんが・・・・