ギフチョウ(1)

毎年のようにギフチョウを撮影していると、マンネリを感じるときがあります。
カタクリギフチョウもそういうシーン。
確かに美しいのだけど、もう何十年も前に海野先生が写したシーンでもあります。
そこで飽きてしまうか、それとも自分のギフチョウを撮ろうと思うか。
私はギフチョウが好きなので、もちろん飽きることがありません。
でも、正直なところ、飽きてしまう被写体もあります。
例えば、サクラ。
私はろくな写真を撮っていないにもかかわらず、もう撮る気が減退したままです。
やはり、続けるには被写体に対する愛が必要だと思います。
チョウに関しては、私は迷いがないですね

で、今年のギフチョウ
テーマはアバターです。
ああいう空間を感じる写真を撮りたい。
そう思って、魚眼+1.4テレコンで粘りました。
ギフチョウの飛翔は速く、飛び方も乱雑なので、画面に捕らえるだけでも一苦労でした。
もう少し速いシャッターを切りたかったけど、個人的には満足の一枚です。