いよいよアルゼンチンも最終日です。

さて、会場の近くで写真コンテストの展示をしていたので、覗いてきました。主に風景と田舎のスナップなのですが、これが驚くほどにぼけをつかった写真が一枚もありません。ぼけを多用した写真がないのではなく、写真の一部にでもぼけがある写真が全くないのです。霧で霞んでいてムードが出ている写真はありますが、あくまでピンは来ています。
もちろん、写真は引き算の言葉通り、写真内にはよけいなものは一つもなく、整理されています。それをぼけ以外でやっているんですね。コンテスト入賞作品ですから、みな素晴らしいできです。
ぼけは確かにきれいとは思いますが、ぼけに頼っていると、ひょっとして国際的には通用しない写真になってしまうのかもしれません。ナショナル・ジオグラフィックの写真とか、確かにそうだよなあと思います。
帰ったら、このカリカリ表現に挑戦してみようかな?