ダーウィンフィンチ

アメリカでは今でも進化論には証拠がないと行って、創造説も教えるべきだという、馬鹿な議論がまかり通っているそうです。
進化は仮説ではなく、測定して証明できる事実だという証拠は沢山ありますが、その中でもガラパゴスダーウィンフィンチの進化を書いた「フィンチの嘴」という本はピュリッツアー賞に輝きました。
進化に関心のある方は是非ご一読を。

さて、そのダーウィンフィンチ。
元は一つの種類だったのですが、食べる餌によって様々な種類に分かれたと言われています。流石に、もともと同じ種類だっただけあって、嘴の形以外では区別が難しく、私にはさっぱり分かりません。

種類によっては人間のそばでスズメのように、おこぼれを頂戴して暮らしています。

樹上のフィンチは、珍しいキツツキフィンチ。キツツキのように強い嘴で木に穴を開ける代わりに、小枝という道具を使って虫をほじくるので、チンパンジーが道具を使うのが発見されるまで、人間以外で唯一道具を使う動物と言われていました。
ただ、残念ながら、小枝を使うシーンは見せてくれませんでした。