昆虫写真三昧

RANA_sp2008-08-10

今日は家内と昆虫写真展三昧でした。
最初に六本木の東京ミッドタウンの栗林さんの写真展。
栗林さんは、一時期は光センサーをもちいた飛翔写真で有名になりました。
その頃、熊本で栗林さんの講演会でお会いしたことがあります(栗林さんは島原にお住まいでした。今でもかな?)。
その後、虫の目レンズでまたまた独自の世界を展開しました。
まさに創意工夫の写真家と言えます。
家には旋盤まであって、機材の工夫をしていると熊本の講演会で伺いました。

そこで、tomboさんが、一目置いているトンボ写真家、O園さんにお会いしました。O園さんには今森さんの写真展を教えていただきました。

写真は、記念写真コーナー。

次は教えていただいた恵比寿ガーデンプレースの東京都写真美術館今森光彦さんの「昆虫4億年の旅」の写真展。こちらは、なかなか撮れないシーンが写っていて、よく取材したと感心しました。
聖フンコロガシとか、インドネシアの木全体が輝くホタルの大群、17年セミの大発生、オオカバマダラの集団越冬あたりは誰でも知っているでしょうが、ガガンボモドキがメスにプレゼントする求愛行動とか、ハワイで進化した肉食性のシャクトリムシとか、マダガスカルの口吻の長いズズメガとそれにぴったり合うランの花とか、オーストラリアのハチに擬態してハチを呼び寄せるランとか、死体の匂いでハエを呼ぶ正解最大の花ラフレシアや、コガネムシを呼び寄せて花粉を運んでもらうオオオニバスとか、いやいやマニアックなシーンが写真に収められています。

小さい写真は、美術館の入り口の植田正治の写真の前で

最後は八重山カメラマンも3点出点している「BBSスタイル自然観察.org写真展」。こちらは何年も続いた写真貼付け掲示板から、テーマにあったレベルの高い写真を集めたというだけあって、楽しめる構成でした。それより数枚ずつ横長にプリントアウトした写真を画鋲で留めるだけという斬新な展示方法が意外と良かったですね。
八重山プロとお話ししていると、先ほどのO園さんや、daitokuさんがいらっしゃいました。

今日は昆虫写真を沢山見て、楽しい一日になりました。