E330

RANA_sp2006-02-13

E330の体感講座にいってきました。オリンパスが、発売前に東京で2日間、名古屋、大阪でそれぞれ1日だけ開く講座です。E330の良さをアピールするイベントです。
その内容は、ゴミゼロ掲示板に書いたので、同じ文章を再録します。
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全部で2時間、たっぷりと触れます。はじめにE330の特徴。これはその後に開発の人と話した内容も含めるとこんなところです
1)二つのセンサーがあり、二つのカメラが入っているようなもの。これはもうご存じのとおり、Aモード(フルタイム)、Bモード(マクロ)に対応した撮像素子が別々に入っていること。Bモードは自社開発の、CMOSとCCDの長所(省電力、ノイズが少ない)を併せ持った新素子、Live MOS.
2)Aモードを可能としたのが、ペンF以来のミラーによる光学系。ペンタプリズム(ミラー)ではプリズムの角がセンサーに影響するのでできない。
3)Bモードを可能としたのがダストリダクション。シャッターを開けたままでいるので、ゴミがいっぱいつきやすい
4)暗い場所でのゲインアップによる液晶表示が可能(A,B)。
5)Bモードは写る写真が見えている。これは画期的で、絞りによる被写界深度も、明るさを損なわずみることが出来る。
6)とにかく、無理な体型で腰を痛めないで写せる。使用前と使用後でいかに撮影姿勢が変わるか、撮影中の写真がでていましたが、使用後はモデルさん。使用前は、カメラマンっぽい。あれ?もしかして、宣教師さん?????
などなど。
このあと、カメラ操作の練習に続いて丸林先生の作例による解説。とにかく、小さな花を見上げて青空を写すことが出来る。それはもう、ため息の出るようなオリンパスブルーに、綺麗な花々。うーん、春先の小さな花には必須ですね。
最後は実際に使用しての花の撮影。
オートフォーカスを信じて良いような状況では、Aモードで十分な感じでした。Bモードのタイムラグですが、思ったよりは短い。シャッターを押す、多分ミラーが下がって上がる、シャッターが切れる、ここまではそう長くないかも。そのあと、もう一度Bモードの状態に復帰するのに時間がかかっている感じ。ためしに、シャッターを切ってすぐにカメラを動かすと、やはりずれます。でも、思ったよりは小さい。これなら地面等に接していれば手持ちでも不可能では無いように感じました。まあ、将来はこれがリアルタイムになると、本当に便利なのですが。
 このカメラ、この機能をどう使うか。まさに所有者の工夫が問われているようです。ミニオフで見せて頂いた安孫子先生のネコ写真の数々(その多くは先生のウェブサイトに出ています)、それは使いこなすとここまでいくという見本のようなものでした。
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まあ、こんな風になかなか良いカメラです。
しかし、いつ、どのようにこのカメラを使うかは、仲間でも一人一人違っていて、それが面白いと思います。
ところで、Winter Birds 更新しました。チュウヒと、オオヒシクイを追加しました。