レンズ

RANA_sp2005-11-30

オリンパスEシステム用に、最近ズイコーデジタル35mmマクロを買ったわけだが、これで同システム用レンズもずいぶん増えた
では、よく使われるレンズはどれか?
圧倒的に使っている気がするのは14-54mmである。このレンズ、すごくシャープで、接写も出来て、ほとんど万能。唯一の欠点が絞り込んだときにボケが綺麗でない。円形絞りではないし、やや二線ボケの傾向がある。だから、ボケが必要なら開放で使うのが正しい。一方、広角レンズとしてはこのレンズが一番接写できる。今のところ、ワイドマクロは本レンズの14mmが一番良い。もちろん、オリンパスが、「薄い」中間リングを作ってくれるのが一番良い。ゴミゼロの利点も活かせるし、是非ユーザーの声を聞いて欲しい。
次に使うのが50-200mmである。明るく、非常にボケが美しい。しかも35mmカメラ相当で400mmの超望遠まで写る。テレコンバーターを使えば、560mm相当。欠点といえるかどうか分からないが、三脚は必死である。まあ、あえて問題を上げるのなら最短撮影距離があと少し短いのが良かった。そのままでは花のアップが出来ないのだ。ただし、テレコンをつけるとこの問題は大分解消する。
さて、14-54mmがだいたい5割、50-200mmが大体3割、残り2割といったところ。
これはずばり50mmマクロが1割5分、11-22mmが5分だ。50mmマクロの出番が少ないのは、14-54mmの性能が良すぎるためだ。大型のチョウくらいでは、マクロは要らない。11-22mmが少ないのは、明らかに近接撮影能力が不足しているため。つまりワイドマクロに使えないためだ。どんなにレンズ描写力が素晴らしくても、宝の持ち腐れ。使うことができない。オリンパスは、是非この点を反省し、薄い中間リングを出して欲しい。
さて、35mmマクロはどういう使われ方をするだろうか。私の印象では、50mmマクロがかなり影響を受けそうだ。50mmマクロの出番は急に減るだろう。なんせ、多少暗いけど、接写能力にかけては超高性能レンズなのだ。
次は来春の8mm魚眼オリンパスがワイドマクロの声を初めて聞き、接写能力を高めた魚眼だ。そのことは素晴らしいが、だからといって「薄い」中間リングが要らないと言うことにはなりませんよ、オリンパスさん