taiphoon ”Banyan”

明日近づいてくる台風は、「バニヤンBanyan」という。
バニヤンって、ガジュマルみたいな木のことと思っていたが、ネットで引いてみると「菩提樹」だという。
もちろん、日本のボダイジュやヨーロッパのリンデンバウムが、お釈迦様がネパールでその木の下で悟りを開いたという菩提樹のはずがない。
つまり、熱帯の植物が日本やヨーロッパにあるわけがない。
だからガジュマルみたいな木がそうだとおもっていた。
しあし、正直なところ、サーラ(沙羅双樹)と菩提樹がどうも混乱している。
そして、そのうちの一つが、Shoreaであるという。
Shorteaはフタバガキ科の植物のことで、熱帯アジアに多数の種が多産する、世界最大の木となる植物の一軍である。アジアの熱帯降雨林の樹高が80m、アマゾンのそれが60mで20mも違うのは、アマゾンにはShoreaがないからだという。
話が飛んでしまったが、Shoreaはバニヤンではない。
つまり、私的理解に寄れば、沙羅双樹菩提樹の、どちらかがバニヤンでどちらかがショレアだということになる。
ま、このあたりは、いずれちゃんとしらべよう。

で、今日の本題はそれではない。7月には珍しい本土直撃のバニヤンが明日やってくる。東海道のどこかに上陸する。
そして、、、私は明日、新幹線で京都に行かなければならない。
明日、バニヤンとface to faceで激突!
という事態だけは避けたいものだ。