E-300で感心した点

RANA_sp2005-05-23

E-300で感心したのは「ながら操作」がほとんど無い点だ。
例えば、「露出補正ボタンを押しながら、ダイアルを回して補正する」というのがない。
E-1だと(他の凡百のカメラ・デジカメも同じだが)、そういう操作が必要なので、ボタンが裏側にあれば、それを親指で押しながら、人差し指または中指で前面のダイアルを回す操作が必要だった。そのため、ダイアルは前後に二つ、必要だった。
これがE-300にはダイアルが一つしかない。
しかし、E=300ではながら操作がいらない。
露出補正ボタンは裏にあり、それを押すとしばらく露出補正がアクティブになっている。その時間に、親指を動かしてダイアルを回せばよい。ダイアルを回し終えてしばらくすると、露出補正はアクティブでなくなり、ダイアルはデフォルトの絞り変更になる(以上、絞り優先モードの場合)。
この機能があれば、ダイアルは二ついらない。
単にダイアルを省くだけでなく、なおかつ、操作性を犠牲にしない工夫。
E-300に感心した点である。

写真はシグマ600mmミラーレンズ(OM用)で写したスイレン
眠たい写真だったので、明るさ、コントラストを補正