植物園

RANA_sp2005-04-16

「春〜初夏の植物園」をアップしました。
この季節、植物園にもカメラを持った人が訪れます。しかし、多くの人が柵を乗り越えて花のそばにいって撮影します。いつも見かける常連の方もかなり露骨に入り込みます。だから私は言葉を交わしません。
なぜ、入り込むのか?
その一つの理由がレンズです。
多くの人はマクロレンズを付けてきますが、自然風のこの植物園で野草を撮るには遠すぎるのです。標準マクロレンズで写せるものは全体の1/10くらいもないと思います。花にはマクロ、というのはここでは通用しません。
もう一つは、入り込んでいる人を見て、いいのかと思って入ってしまうのです。確かに、どこにも「入るな」とは書いてありません。しかし、ロープが張ってあるのは、入るなというものに決まっていると思うのですがね。
先日、お会いした元園長さんは、手ぶれ補正付きの望遠レンズで写していました。園長さんなら入り込んでも文句は言われないと思うのですが(実際、園丁の人や、調査の人は入り込んでいる。まあ、入り込まねばできない仕事ですから)、植物を愛する気持ちがそうさせているのでしょう。